きっとここが子供と大人の狭間。
先週、大学の授業の中で “くじ引きでペアになった子に自分の将来の夢を語る” という実習があった。福祉大学で行われているこの授業の目的は、社会福祉士として人の話を上手に聴けるようになること。
だから実際には“夢”の内容なんてどうだってよかった。
それでもわたしは真剣に悩んだ。
資格を取って専門職として働く?一般企業で働く?
結婚は何歳でする?子供は何人?
一番大きな問題は、いつまでジャニヲタするつもり?
ジャニオタのまま大人になってもいいの?
そしてくじ引きの結果、わたしとペアになったのは仲の良いジャニヲタの友達だった。ジャニヲタが2人揃ったらまともな話になどなるわけがない。(いやそんなことはないけど)
まあ案の定、一生働かず旦那の金でヲタクしたい等という話になった。そんなクソみたいな話を2人で30分間とことんした。
90歳になったらVIP席で連番しようという約束もした。
その30分が終わってからの罪悪感は酷く、こんなことを言ってるから勉強も彼氏もできないんだと実感した。
それでも唯一、“わたしはいつまでジャニヲタでいるつもりなのか” という葛藤の答えは出た。(というか無理矢理答えにした)
今までわたしは、もう大学生なのにまだヲタクしてる、こんなんでいいのか。と、ジャニヲタをしている自分に後ろめたさを感じていた。
そろそろやめないとなぁとも思っていた。
そして、自分はヲタクをやめたいと思っているのだと思い込んでいた。
でもこの30分間で、「やめようと思ってやめられるものではない、ジェシーくんが好きだから。好きなのに無理して離れようとしなくたっていいんじゃないか。」ということをひたすら主張している自分に気付いた。
あれ?わたし全然やめる気ないじゃん
「誰かが好きだから好き」「誰かがやめるからやめる」これまでそうやって周りに流されてきたことが沢山あった。
そんなわたしでもジェシーくんを好きな気持ちだけは違うと言い切れる。誰になんと言われようと好きだし、好きになった自分を誇りに思っている。
だからこれだけは流されたくないと思った。
そりゃあ勉強もバイトも就職も結婚も全部大事だし、ジャニヲタでいるためにどれかを犠牲にすることは考えていない。
むしろジェシーくんを好きでいることが原動力になる。
それなら人生頑張るために死ぬまでジャニヲタだっていいんじゃない?伝説の長老ヲタクになってもいいんじゃない?
だからわたしはジャニヲタのまま大人になる。
ジェシーくんを好きな自分を誇ったまま大人になる。
なにを語ってるんだ、ただ現実から逃げてるだけだろ。と言われたらそれまでな気もするが、今までの人生の半分近くをジェシーくんのファンとして過ごしてきたわたしにとっては、ヲタクでいる自分が当たり前になってしまっているし、ファンになったからには就職や結婚と変わらず人生をかけるべきだと思っている。
だからこそ真剣に悩んだ。
そしてこれがまだまだこどもなわたしが出した
精一杯の答えだった。
小さな力でもいい、未来に向かうジェシーくんが笑顔で輝けるため、そのためのひとりで在り続けられますように。
えこ